大和まちなみ文化塾とは

目的

大和まちなみ文化塾は歴史的まちなみ地区の古民家を活用して、伝統文化の楽しみ方を教える塾です。現在のところ奈良県橿原市今井町と東京の新宿御苑、日本橋のまほろば館などで活動を展開しています。伝統文化には古文書、日本酒、和菓子、茶の湯、生け花などがあります。しかし百年以上日本人が愛好してきたビール、珈琲、チョコレートなども日本に定着した文化だと考え、今後の教室展開を考えています。大和まちなみ文化塾の合言葉は「まちなみで 学び楽しむ 和の文化」。

英語では “Yamato Heritage Academy makes you more Japanese. 「大和まちなみ文化塾はあなたをもっと日本人にします」、というものです。日本に来訪した外国人を対象に日本文化の楽しみ方を教える機会を増やしていきます。

歴史

創業は1948年(昭和23年)にさかのぼります。初代塾長の阪本清が勤めていた郵便局を退職し19歳で珠算塾を始めました。当初は御所市の戸毛地区の公民館や篤志家の屋敷で教室を開き、その後多拠点展開。「大和珠算学校」の名称で中南和に九か所の教室を運営しました。「教育で地域の人材つくりに貢献する」という大和珠算学校の理念をそのままに大和まちなみ文化塾が発足したのは2018年10月。初代塾長は阪本清。2019年1月の初代塾長死去に伴い阪本日出雄が第二代塾長に就任しました。
最初の活動は同年12月の東京新宿御苑翔天亭で開催した茶席体験です。外国人を多く含む70人の参加者に茶の湯の楽しみ方を解説しました。

今後

主としてまちなみ地区の古民家を活用する方針で、教室会場としては伝統的建造物群保存地区の橿原市今井町の古民家、奈良市奈良町界隈の奈良町物語館を活用します。しかしより多くの人に大和(奈良県)の文化を知ってもらうために古民家以外の場所での教室も行います。例えば奈良町の猿沢イン(奈良県外国人情報センター)、東京日本橋の奈良県アンテナショップ「まほろば館」、同じく東京の新宿御苑の茶室などです。

現在日本には伝統的建造物群保存地(伝建地区)に指定された まちなみ地区が119か所あります。また奈良県で言えば伝建地区でなくとも奈良町や御所町のように大切にしたい まちなみがあります。大和まちなみ文化塾はこれらの地区のまちづくり団体や企業と協力して「習い事によるまちづくり」を進めていきます。

塾長

塾長は阪本日出雄。
大和高田市生まれで橿原市の今井町学校、大成中学校、畝傍高校で就学ののち、東京理科大学工学部建築学科で工学士、マサチューセッツ工科大学から都市計画修士を受けました。職歴は奈良県庁建築技師、国際協力事業団(現:国際協力機構)のジュニア専門員、(株)パデコのプリンシパル・コンサルタントを経て、2019年1月から塾長に就任です。青年海外協力隊員や国際協力のコンサルタントとして世界30カ国で仕事をしました。日本を離れることが多かったせいで、逆に日本文化の大切さに気が付き、伝統文化の楽しみ方を普及するために、2018年の大和まちなみ文化塾の立ち上げに参加しました。